常盤平蔵のつぶやき

五つのWと一つのH、Web logの原点を探る。

引っ越ししました(腰痛の逆襲)

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○引っ越しは人生で最大級のストレスイベントである
ブログの更新が滞っている。その理由は今年1月下旬に急遽引っ越しを敢行したことにある。引っ越しを行った直後から恐ろしい腰痛に苛まされることになり、机に向かうこともままならない日々が続いた。すでに2月中旬であるが、ようやくなんとか椅子に座って机に向かうことができるようになった。
 
○本や映画の紹介だけがブログではない
基本的には自分自身のシナリオ、小説の勉強になる様な本や映画を見たときに、記録となるように残しておく事をメインにブログを更新してきたが、元来それだけがブログではないということを思い出した。今回の腰痛はこれまで経験したことのないものだったので、それを記録しておきたいと思う。正直、年々ひどくなる腰痛(ぎっくり腰)だったが、ここしばらくはなんとかやり過ごして来ていたので、多少油断していた部分もある。
 
○事件の経緯
1月24日
引っ越しが完了し、その直後まずは鍼に行こうと思い、乃木坂のいつもお世話になっている先生の所へ行った。引っ越しがすべて終わって気持ちが多少ハイになっていたこともあり、乃木坂に行ってから乃木神社にもお参りして、さらに吉田松陰の神社が境内にあることを知りそちらにもお参りした。ちなみに引っ越しは元々すんでいた久我山駅南側の徒歩一五分の距離のアパートから、駅の北側徒歩一〇分のアパートへと距離としては2kmも離れていない場所への引っ越しで、生活にはほとんどインパクトはないと思っていたが、これが意外と大きな変化があったのでそれは後述する。
 
1月25日から週明けまで
ほとんど家のベッドで寝ていた。しかし、古い方のアパートに行かねばならない用事がいくつかあり、自転車に乗って行ったり来たりを繰り返していた。このときの痛みは背骨と腰骨のつなぎ目に痛みが集中しており、咳をしてもそこに響くという状態だった。これまでのぎっくり腰だと、左右どちらかの骨盤の上あたりが痛いのだが、動かなければ傷み出すこともなかった。まして、咳をしても響くということはなかったのだが、この時点で痛みの発生のしかたがこれまでと異なると確信した。
 
1月27日から31日まで
なんとか会社に出かけていた。会社で座っている椅子がウイルクハーンという高級な椅子(ということは後から知った)で、その椅子が今回の腰痛の遠因ではないかと疑っていたが、ネットでその椅子のモデルを調べるとなんと、腰痛を予防するための機能が内蔵さている事が判明した。
 
 
この機能を利用して、座りながらストレッチを行った事で事態が好転するきっかけになったと思う。その間に群馬県赤城に日帰り出張などでレンタカーを運転しなければいけないことなどもあったが、なんとかこなす。自動車のシートは腰が丸くなるので、しばらく座っているとなんともいえないいやな痛みが発生する。これもぎっくり腰だったときは、痛い部分から痛みのパルスが発生する感じだった。それとは違い、じっと座っていることが耐えがたくなってくるのである。
 
2月1日
次回5月の文学フリマに出店するためのキックオフ会議があり、表参道に向かった。その日もなんとかだましだましという感じでこなした。会議室の椅子に座っているのがかなりつらい状況だったが、少しずつよくなっていることもあり、会議を終えてその日は帰宅した。ただし、夜の杖道のお稽古は休んだ。
 
 
2月2日から8日まで
3日に恵方巻きを食べたと思う。すでに二週間前ぐらいのことなのにあまり記憶が定かではないが、基本歩いて駅まで行って会社に行って、定時まで仕事をして帰ってくるぐらいはできる状態が続いていたので、なんとか過ごしていた。ただ、腰全体のだるさは抜けず、特にひねったときの堅さと痛さが際立った。
 
2月9日から11日まで
2020年の正月を人生初めて中国で過ごすことになり、常態正月に実家に帰省することができなかったので、この3日間で帰省した。新幹線のシートもちょっと油断して腰を前に滑らせてしまうと、しばらくしてものすごくいやな痛みが襲ってくるため、基本的にシートをリクライニングさせず、もたれないようにして座っていたのでものすごく疲れた。また、今回主に費用節約の観点からひかり号を利用してみたのだが、東京駅で乗り込む前からホームに外人が多いなーと思っていたが、乗り込んでみると見事にほとんどのシートが外国人で埋まっていた。私は3人掛けのA席に座ったが、BとCにはアジア人の顔をしているが英語で会話するカップルが座っていて、ほとんどコミニュケーションできずに2時間を過ごした。それ以外にもスペイン語らしき言葉を話すグループがいたり、中国語をしゃべる老婦人のグループがいたりと国際色豊かであった。もちろんコロナウイルスの影響はすでに十分知られている時期だったので、車中ではずーっとマスクをしていた。でも、触ってもだめなので今考えると空恐ろしい気もする。ちなみに9日に東京を離れるときは3万人だった全世界の感染者数が、11日に東京へ戻ってきたら4万人になっていた。
 
2月12日から2月15日
12日の朝、なんとなく気持ち悪い感じで朝飯を食べられなかった。腰痛のだるさに加えて、なぜか消化器系の不調を感じだした。今考えるとこの二つの間に関連性はないと思うのだが、そのときは腰痛のせいでそっちの方までおかしくなってきたのかと思っていたのが大きな間違いだった。前日の夜11日に鉄板焼きをしたのだが、そのときに牡蠣をを焼いて食べた。この牡蠣が傷んでいたのではないかと怪しんでいる。12日の午後3時には気持ち悪くてたまらなくなり、会社をフレックスで離れて帰宅した。帰宅して伏せっていたが、トイレに行くたびに尻から水がじゃあじゃあ出る。ノロウイルスなのか、その他の食中毒なのかはわからないが、とにかくそれが夜まで続いた。
その後の2日間はなんとか定時まで仕事して帰宅。15日は夜は久々に杖道のお稽古にも行った。しかし、帰り道「とんでん」で晩ご飯を食べることにしたが、いつものようにそばをセットにつける様な食欲はなくはじめて「はこだて」というセットを食べた。とんでんの店内もなんとなくいつもより人が少ない感じがしたが、コロナウイルスの影響だろうか?
 
 
2月16日
そして今日である。相変わらず腰の痛みと不安は残っている。しかし、なんとか机に向かってこのブログを書いている。
 
○腰痛対策
10年ぐらい前に妻が腰痛になり、私も半年に一回ぐらいのぎっくり腰を繰り返していたころに伊藤和磨先生の『マロッズ』のお世話になった。この時は確かに大事なことを教わったと思っていたが、自分の腰痛がたまに襲ってくるぎっくり腰だったため、しばらくは続けても継続的に生活の中に取り入れていくということはできていなかった。しかし、その当時から実は妻の腰痛は今の私のような深刻な状態だったと言うことを今回初めて知った。自分で体験しないと実感することができないのはまさに病や怪我だが、こんな痛みにとりつかれていたら何もする気力がなくなり下手すると鬱になってもおかしくないと今は思っている。
今回のことを機に本を再度読み、正しい座り方や腰痛予防の体操などを続けていきたいと思う。
 

 

腰痛はアタマで治す (集英社新書)

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腰痛を治すからだの使い方

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