常盤平蔵のつぶやき

ものづくりからもの書きへの転身を目指す文章修行のブログです。

PUBG

プレイヤー・アンノウンズ・バトルグラウンド
こんな名前のゲームがある。
FPSファーストパーソンシューティング)、つまり一人称視点の撃ち合いゲームだ。これまでにも色々なシチュエーションのFPSはあるが、ほとんどが戦争だとかエイリアンが攻めてきたとかそういう状況の中で敵を撃ち倒して勝利を獲得するのが目的になる。しかし、このゲームは一風変わっている。プレイヤーはそのタイトルの通りアンノウン、どこの誰とも知れない人達である。それがある島に放り込まれる。文字通りパラシュートで落っことされるのである。
 
この方式は映画「プレデターズ」で冒頭に登場人物がジャングルに放り込まれる方法と全く同じだ。多分、このゲームをデザインした人間もあの映画から着想を得たに違いない。あの映画の中でもそうだが、どうやって彼らが集められたかは全く描写されない。このゲームもプレイヤーは参加した途端にパラシュート降下している。そして地面についた途端からサバイバルの始まりだ。目の前には外国の農村地帯のような風景が広がっている。そこにあるものを利用して最後の1人になるまで生き残れたら勝ちという単純なルールである。
ここの所、漫画や映画などでいわゆる「デスゲーム」系の話が多いが、実際にこのゲームを始めてみると、もちろんゲームだから実際に死ぬわけではないという前提があるが、奇妙な高揚感を覚える。実際に敵となる他のプレイヤーに会うまでは、かなり静かである。先に述べたような戦争系のFPSと違って、雲霞の如く敵が押し寄せるというような状況はない。むしろのどかと言えるような景色の中に放りだされた自分自身と向き合うことになる。
 
向こうの方に家が見える。そこに向かって慎重に進む。あたりに人影はない。しかし、どこから狙われているかわからないというような緊張感はある。ドラマ「ウオーキングデッド」のアメリカのような感じだ。家の中に入る。誰もいないようだ。部屋から部屋を見回して歩いていく。武器が落ちていたりする。それを拾う。静かだ。とりあえず外に出てみるか。バンバン!といきなり変な女に撃たれてゲームオーバーだ。
こんな感じで淡々と展開する。なんとなく感じは伝わっただろうか。とにかく、これまでの戦争系のFPSとは一線を画すゲームだ。最近はNintendo Switchで「Splatoon2」をやる事の方が多いが、これはチームを組んで撃ち合いもするが、勝利のキモは「陣取り」すなわちどれだけたくさんフィールドを塗ったかで勝敗を競うゲームをする。これはこれで楽しい。それ以外にも任天堂のゲームらしく楽しめる仕掛けが満載だ。
 
「プレイヤーズ・アンノウン・バトルグラウンド」をやりたくなる気分はあまりいいものではないかも知れないが、勝っても負けてもなんとなくバトルグラウンドに身を置きたくなる時があることも確かである。