常盤平蔵のつぶやき

ものづくりからもの書きへの転身を目指す文章修行のブログです。

グレープフルーツの剥き方について

私がまだ中学生ぐらいのころは、グレープフルーツは半分に切って、スプーンでほじくって食べるものだった。そして今より全然甘くなかったので、店頭ではヨーグルトにかけるような顆粒の砂糖がついていた記憶がある。多分サンキストとかそういう商社がが販売促進のためにそういうプロモーションをしていたのだろう。
 
時は流れて、私が大学に在籍していたころ、これも何度も出てきているが私が愛読してやまない「マスターキートン」という漫画のなかの「ファイアアンドアイス(第2巻)」という映画「炎のランナー」を丸パクりしたような話があるのだが、そのなかで「太ってしまって昔のように走れない」と嘆くライバルに「ワインを慎め、そして新鮮なグレープフルーツジュースを飲むんだ」というシーンがある。
グレープフルーツにはこむら返りを防ぐ効果があると書いてあったので、そのころストレス解消のためにジョギングしていた私は、これはいいことを聞いたと思いグレープフルーツを食べることにしたのだった。
しかし、前述のように「半分に割ってスプーンでほじくる」という食べ方がどうにも好きになれなかったので、夏ミカンやザボンのように向いて食べることが出来ないのだろうか?と思った。
 
実際にグレープフルーツの房を剥いて食べようとすると、かなり難しいことが解った。夏ミカンのように固くないので、剥こうとすると中がつぶれて汁がどんどん出てしまうのである。最初のうちは「こりゃーダメだ」と思っていたのだが、何回もチャレンジするうちにコツようなものがわかってきた。
 
ここからが本題である。
私が開発した「グレープフルーツの剥き方」を説明する。
 
1.黄色い皮をむく
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普通のミカンを剥くように、指でメリメリと剥く。皮自体はやわらかいので簡単に剥ける。ここで気を付けたいのは、先ほども書いたが強く押すと中の小さな粒が潰れてどんどん汁が出てしまう。これは後々きれい剥けるかどうかの分かれ目なのでできるだけ無用な圧力を加えないようにする。
ちなみに、この黄色い皮にはポストハーベスト農薬がついています。なので、この段階で一度手を洗うことをお勧めします。
このサイトをみると、中まで浸透しているのでダメだと書いてありますが、そういう人は最近ではポストハーベスト農薬不使用のものが売っているので(お値段は倍ぐらいします)そちらをどうぞ。
 
2.白い皮をむく
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黄色い皮の下側にはかなり厚めの白い層がある。その大半は黄色い皮と一緒に剥けるのだが、厚さ3~4mmの白い皮が房の上を覆った状態になる。これをできるだけきれいに剥いておくのが、またまた後々きれいに剥けるかどうかの分かれ目なのである。理由はのちほど。
 
3.4つぐらいに割る
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ここが一番房の中の粒粒をつぶしてしまうことになるステップなので、慎重に行うことをお勧めする。と言っても結局少しはつぶれるので大胆に割るしかない。真ん中の穴から親指を突っ込んでバリっと割る。そしてさらにそれを二つに割れれば割っておく。その時点でどんどん潰れて汁がだらだら垂れる場合は割るのをあきらめる。
 
4.房の皮をむく
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いよいよ一番デリケートな作業に入ります。四分の一から三分の一に分けた塊を一つとって、どちらからでもいいので皮をむいていきましょう。この時に2の白い皮が残っていると球の表面にあたるぶぶんが剥けにくくなるのです。しっかりと白い皮を取っておいた意味がここで出てきます。
皮を剥いたら、今度は中身をはがします。これを繰り返していくときれいな皮無しの房がとれます。
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5.仕上げ
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これはお好みですが、仕上げに全体にコアントローをかけます。これは妻の祖母がやっていたということで私もやってみたら病みつきになってしまいました。お酒の嫌いな人は無理にする必要はありませんがおススメです。
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最近のグレープフルーツは、昔のに比べて甘くなっている気がします。これも品種改良でしょうか。