常盤平蔵のつぶやき

五つのWと一つのH、Web logの原点を探る。

ラーメン屋探訪(3)

特別続けるつもりもないが、基本的に好きなので主に武蔵境駅近辺で昼休みに行ける範囲のラーメン屋の感想を書いている。

 

今回行った店はここ

「東京味噌らーめん鶉」

https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132003/13177636/

先日栃木県にあるネジの会社に社会見学のような感じで招待され、その会社の人の運転する車で五反田にある本社から栃木にある工場に行った。

恐らく慣れた道なのだろうが、ものすごく飛ばすのである。120キロ以上キープという感じ。でもその日は妙に都内も渋滞していたせいで、東北道に入るまでは全然時間を稼げなかった感じだったので、なおさらぶっ飛ばしていたのかもしれない。

その日は昼ご飯を工場の側の店で食べることになっていたのだが、一二時ぐらいに予約していたらしいのだが、到着したときには一時を完全に過ぎていた。そのお店はここ。

十割そば ゆずの木

https://tabelog.com/tochigi/A0901/A090101/9009754/

ここのおそばも美味しかったのだが、天ぷらや刺身、寿司まで出てちょっとしたものであった。こんなに海から離れているのにお刺身も寿司も結構美味しかった。そばのつゆが独特でそば湯で割って飲むとさらに風味が増す感じだった。

その席で、相手の会社の人が武蔵境駅近辺に来たときに食べた店というのが冒頭の「鶉」だったのである。

だいぶ遠回りしたが(まさにこの日の栃木までの遠回り感はもっと大きかった。)肝心のこのお店のラーメンはどうだったのか?

東京味噌と銘打っているのだが、味噌がどこの物かは全然わからなかった。そして、その味噌味のスープにダシの感じが全然しない。ここは私が鈍感なだけかもしれないが、恐らく味噌の味を味わって欲しいという店側の意思ではないかと思う。しかし、味噌汁でもそうだが、味噌はダシの味がベースに合ってより一層うまみを発揮するような気がする。私としてはちょっと物足りなかった。

麺のほうは、先のネジ会社の人が「かなり太い」と言っていたが、最近のつけ麺二あるような四角い断面の極太麺というわけではなかった。刀削麺のような麺なのである。麺の端が削ったときの波打ったようにひれが出来ている。なので、するするとすすり込むにはちょっと抵抗があり、少しずつ箸で口に運んで食べないと行けないという物だった。まあ、それも刀削麺と思えば普通だが、なるほど、周りの人を見てみると実は「辛味噌らーめん」というメニューを食べており、それなら刀削麺そのものだなと思った。

全体として店の雰囲気もセンスよく、ダークな内装で統一されておりBGMは洋楽がかかっていたりとちょっと普通のラーメン屋という感じではないところもここのラーメンの個性とマッチしているということだろう。