常盤平蔵のつぶやき

ものづくりからもの書きへの転身を目指す文章修行のブログです。

小説家入門みたいな本3冊を読んだ

このブログの目的は「もの書きになるための文章修行」なので、すくなくとも書き続けることが大事だとは思う。しかしなかなか書く時間がない。

ところが文章を書くときに一番言い訳にしてはいけないのが「時間がない」であるようだ。これは村上春樹の「職業としての小説家」に書いてあった。

 

職業としての小説家 (Switch library)

職業としての小説家 (Switch library)

 

 本文中では自身の言葉ではなく、レイモンド・カーヴァーの文章を引用してあった。しかし村上春樹本人も全く同意見であると書いている。

これは、納得のいく文章を書く時にと言うことなのだが、短時間でブログを書いてもなかなか自身納得がいくという所まで書き切るのは難しいと思う。

 

その次に読んだのは高橋源一郎の「一億人のための小説家入門」だ。

 

一億三千万人のための小説教室 (岩波新書 新赤版 (786))

一億三千万人のための小説教室 (岩波新書 新赤版 (786))

 

 この本では、小説の書き方の前に、小説を書くとはどういうことかということを書くと最初の方に書いてあった。

文学とは「あなたの中にある、あなたにしか書けないものを書くこと」ということだった。そのために参考となるかなり奇天烈とも呼べる文章のサンプルが載っていた。普通だったらまず目にしない様な文章で、大変参考になった。自分の中からそのサンプルにあるような部分を引っ張り出すのはなかなか難しいだろう。

それは先述の村上春樹の小説論の中で「心の深いところに降りていって、自分の声を聞く」と言うことと通じるものがあるなと思った。

 

最後にアマゾンのKindleで半額だったので購入して読んでみたのが、森博嗣の「小説家という職業」だ。(村上春樹のタイトルと丁度逆だ)

 

小説家という職業 (集英社新書)

小説家という職業 (集英社新書)

 

 その前の二冊とも共通していることは、とにかく書けということだ。そしてタイトルも似ているからかもしれないが、小説家として長く続けていくことの難しさを書いている。また、この森博嗣という人は大変明確に小説を書くことはビジネスだと言い切っている。自身の書き始めた動機が、趣味のために自由になるお金を得ることだったからだが、そのためには一作ではなく、その先の二冊目三冊まで見通して書くと言うことが大事だと書いてあった。

 

これら三冊で得たことを十分生かして下記に応募しようと考えている。締め切りは2月29日。結果が出るのは6月頃だ。

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