常盤平蔵のつぶやき

五つのWと一つのH、Web logの原点を探る。

シナリオ教室 第一回を終えて

とりあえず自分自身の備忘録として書いておきます。

 

昨日、ついに八週間講座の第一回目がありました。先週のワークショップには私を含めて4人しか居なかったのですが、講義の教室に入ってみると、30人ほどの人が居て、しかもほとんどが若い人だったのでちょっと気後れしましたが、とにかく講義に集中することにしました。

 

講義の内容は一番初歩的なことから始まりました。シナリオとは何か?とかシナリオのフォーマットは?などで先週のワークショップでも聞いていたのですが、やはりきちんと体系立てて説明してもらうと納得できました。

 

講義の中で「映像に映らないもの」を五種類あげられたのですが、実際映像作品を見ているとそれらの事柄を目に見えるものや耳に聞こえるもので表現しようと工夫されているのがいろいろと思い当たりました。

 

その中でも特に難しいなと思ったのは「時間の経過」です。あれから何日たったとか、何時間、何分たったというのはカレンダーや時計をみせるか、テロップを出してしまうのが一番わかりやすい方法ですがそれだとまあ「ベタ」表現になってしまいます。

 

映画「カリオストロの城」でマシンガンで撃たれて意識不明になって寝ていたルパンが起きてから、意識がはっきりしてきたときに次元に「あれから何日たった?」と聞きますが、まさに会話の中でうまく時間経過を表現していたなと思いました。

 

 それ以外にも画面に映らないものとしては、目的、状況、人間関係や感情などもあげられていましたが、それを見せていくのがドラマだと思うので、その辺は当然でしょう。

 

とりあえず宿題をやって第二回に備えたいと思います。