常盤平蔵のつぶやき

五つのWと一つのH、Web logの原点を探る。

ホリデーTシャツ

今週のお題「お気に入りの一着」

 

休日に着るTシャツを自分でホリデーTシャツと名付けている。もちろんお気に入りのTシャツなのは間違いないのだが、それと同時に、それを着ることで今日はホリデー(休日)として過ごすんだ、今日はOFFなんだということ自分に宣言するような意味合いもある。

 

初代ホリデーTシャツは近所の西友で買ったナイキのもので、もはや写真も残っていない。グレー地に青で「Athletic ware from Oregon」と言うような文言(うろ覚えです)が書いてあって、小さくSwoosh(あのチェックマークみたいなロゴの名前)が入っている。

 

3年ぐらいそれをホリデーには着ていたが、やはりぼろぼろになっていき、いつの間にかカミさんに捨てられていた。それを着て、下にはユニクロのイージーパンツのようなものをはくと、休日なんだなと実感できていた気がする。もっともそんな薄着で一年中居られるほど我が家は快適ではないので、その上にトレーナーや普通のジーンズなんかをはいてしまうとホリデールックからどんどん遠ざかっていくのだがそれはしょうがないことだ。

 

現在は二代目ホリデーTシャツとして、カミさんの叔母がニューカレドニアにいったときにお土産として買ってきてくれた焦げ茶色のTシャツを着ている。ニューカレドニア島といえばまさに「天国に一番近い島」だ。原田知世の笑顔もうかんでくる。現在は御年四十を超えているはずだが、その当時と変わらぬスマイルでカフェオレを飲んでいらっしゃる。

 

もちろん今日も日曜日だし、そのTシャツを着ているが、その上にはネルシャツに分厚いセーターを着てダウンジャケットを羽織り、下にはヒートテックをはき、その上に暖パンをはくという、天国に一番近い島とはほど遠い環境でキーをたたいている。せめて一年に一回ぐらいは南の島のような楽園でホリデーを満喫するときにこのTシャツを着たいと思うのだが。